特別支援「学級」のあれやこれ

元特別支援学級の教員、願いgotoriのブログです。主に業務のまとめとか。特別支援あるあるとか。

障害種とスピード感

こんばんは。

 

好きに書くようになってから、すごく気楽に更新できるようになった気がします。

いや、もしかしたら3日坊主かもしれません。

明日の私は明日にならないとWAKARANAI。

 

 

本題です。

 

よく、特別支援学級での指導法で、

「ゆっくり話す」「待つ」などのキーワードが出てきますが、

実は私の体感として、ちょっと種別があるような気がしているので、

今回はそのことについて書きます。

 

 

知的障害、または知的障害を伴う自閉症の生徒 →  「ゆっくり」「待つ」

知的障害のない発達障害系 →  「スピーディーに」「待たせない」

 

です。

 

 

支援級を長く担任されている方はわかるかもしれません。

 

 

私も長い間、ゆっくり話して、相手の反応をじっくり待っていました。

しかし、支援級に発達障害の生徒が増えてきて、今までの常識のような「ゆっくり」とかが通じないことが多くなってきました。

 

 

指示にしても、リアクションにしても、「待てない」人が発達障害の生徒には多かったように感じます。

 

 

発達障害の生徒は、「休憩時間に何をしていいか分からない」という傾向がありました。

きっと、何もしない時間の手持ち無沙汰が苦手なのかなと思いました。

 

 

当たり前やねん!

何をゆうとんねん!

基礎知識や!

 

と思われた方もいるかと思います。

 

 

しかしながら、知的障害ありの生徒と、知的障害のない生徒が同じ空間にいる時は、スピード感のスイッチ切り替えって難しいもんです。

 

 

でも、こうして改めて書き出してみると、

日常的に意識できるようになります。

 

 

当たり前のことを再確認できました。ありがとうブログ。

 

 

今回は私の体感を書きました。

 

 

ではまた。

 

〜fin〜