特別支援「学級」のあれやこれ

元特別支援学級の教員、願いgotoriのブログです。主に業務のまとめとか。特別支援あるあるとか。

こんなに細かい所までやるの?

通常級から支援級に異動されてきた先生とお仕事をしていると、よく言われるのが、これです。

 

特に、一緒に1年生を担任すると言われます。

 

どうやら手取り足取り、説明しすぎ、普通ここまでしない、と思っているようです。

 

 

通常級の生徒がどうかは分からないのですが、支援級は基本、最初にどっぷり支援して、必要が無くなった支援については徐々に抜いていく、というのが基本スタンスです。

 

 

たっぷり支援して、安心感を得たり、信頼関係が築けてから、少し支援を抜いて挑戦させる。

 

初めから、自分で考えたり創造したりすることができたら、支援級には居ないですからね。

 

 

ただ、誤解して欲しくないのは、たっぷり支援するというのは、大人が手取り足取り何でも先にやりすぎるのでは無く、十分説明した上で取り組ませるとか、その子が分かるまでの試行錯誤を一緒にするとか、そういう細さです。

 

 

あくまでも、年齢相応の対応で、たっぷり支援するのです。

 

 

これが伝わるまでは結構大変だったりしますが、基本なんで伝え続けます。

 

 

~fin~